2011年07月28日

半壊の人

震災当初は、助かった人、助からなかった人に分かれました。

現在は、助かった人の中で、何とかなりそうな人と何ともならない人に分かれてきているように感じます。


避難所に逃げたことで、その後は行政の支援によってなんとか衣食住が保てている人が大半なのでしょうか。
震災後間もなく、避難所ではなく親戚や知人の所に身を寄せたことで、
行政からの連絡が無いことで情報が伝わってこないとか、
情報を得るのが遅くなり充分な支援を受けられなかったり・・だんだん差が出てきているようです。


それでも被災にあった方の大半は、一応の住処もある程度決まった今日この頃。

民間借り上げ住宅が宮城県で2万件以上に昇ったって・・・・
1部屋5万円平均とすると、
5万円×2万戸=1,000,000,000円!!!!

10億!(1,10,100,1000、万って数えちゃったわよ)
毎月県から各大家さんへ家賃が振り込まれるのですね。
これに2年間・・・24カ月をかけると・・・・
240億円!!!!!ひえええ!!!

さらに毎月振込手数料がかかって・・・・・むむむむぅ。
国からの補助もあるでしょうがすごい金額です。

一方では不便な場所の仮設住宅が余っているとか・・・・
福島県、岩手県・・他各県を合わせると・・怖い金額です。




不動産屋もその一旦にかかわる仕事をしたのですが

罹災証明なる物を今回初めて見ました。
各市町村でフォームは違いますが
「全壊」「大規模半壊」「半壊」「一部損壊」に分かれていて待遇(?)もそれぞれのようでした。


義捐金って自治体で違うのでしょうか。
全壊、大規模全壊の方はもらっているようでしたが、半壊の方はもらえないと聞きました。
一方で半壊でも結構な金額をもらった所も聞きました。

半壊以下の方はもろもろの待遇を受けれない方が多そうです。
避難所に行けない、借り上げ住宅もだめ、義捐金も出ない。
でも1階は海水につかり生活する上で必要な電化製品は全滅だめ、修繕しないと生活も出来ないのは全壊じゃなくても同じなのですが、やはりどこかで線を引かないといけない難しさはあるのでしょうね。

賃貸物件(平屋の貸家)に入っていた方で、建物は半壊認定されましたが、もちろん家の中の物はすべてぱぁ。とても住める状況ではありません。
そんな感じで大家さんももう住めないから鍵を返してどっか住まいを見つけてと言われたそうで、
県の借り上げを申請したところ、私の自治体の職員に「半壊だからダメ」と言われたそうです。
むむぅ・・・しかもその時の職員さんの虫の居所が悪い時に話をしたのかかなり厳しい口調で言われたそうです。もう泣きそうだったのよ〜〜って言ってました。さらに「あんたなんかね、義捐金ももらえないんだから!!」とまで・・・

花子さん、もう一回聞いてくれる?と言われたので、今度は県に聞いてみました。
その時応対していただいた方は穏やかに優しく教えてもらったのでしたが、
「半壊は仮設住宅の対象者では無い」と言われました。
直せば住める状態が<半壊>だからというのが理由です。
まま、それは分かる。
では、この方の場合はどうなる?
鍵を返してしまってその後大家はどっかの仮設に入ってしまってどこにいるかも分かりゃしない。

半壊でもその貸家を壊してしまったら借りられますがこわしてしまいましたか?・・まだです。
では、修繕の可能性があるので難しいと。
大家さんが壊してしまったらいいですよ。又は壊す予定ということでもいいですよ。

修繕するかもしれないが、鍵を返してくれと言われて返してしまったので契約も終了というか消滅にあたるのでは。それでも駄目?・・・そうなると仮設うんぬんではなく、賃貸借契約の話になって大家さんを相手に話をしなければならないでしょうね。そこでけりがついてからの話になります。と。

むむむぅ、どこにいるか分からない大家を探して、直さないという確認を得てからの話?

なんちゅうグルグルで結論は、<半壊では借りられない>と言われました。

実際このお客さんのような人も結構いるのでしょうね。
この方は、結局は地元の自治体の現状を話してなんとか仮設住宅に入れたようですが。


別なお客さんは、被災にあったけれども借り上げでは無く自費で借りますと言う方。
何故?って聞くと、やはり「半壊認定」だから。
義捐金ももらえず、借り上げもしてもらえず、避難所にも居れず・・いっそのことなら流れて欲しかったって言ってました。


家は流されなかったけれども、会社が流され無くなった方も、転職する予定でこちらに引越してきました。30年以上勤めあげてきた方のようでしたが・・・うまく転職先が見つかるでしょうか。

一方で、ずるをして素敵な部屋に2年ぐらい住んでみるかとか、
この機会に彼と同棲する部屋を(彼は被災者ではない)みつけるかとか(さすがに自治体からはNGが出てたみたい)、
そんな人もいることはいるようです。

我々はもちろんのこと、国も自治体も初めてのこと。
右往左往するけれど、受けれるべく恩恵を受けれない人、支援物資をもらえることを知らなかった人、車で何往復もしないと運べなくらい支援物資をもらった人、いろいろでした。
借り上げの申請も終了しましたのでもうないのですが、
先日、はたと気づきました。


今回の借り上げでずっと空いていたお部屋が決まって久々の満室。
しかも最大2年間は滞納なく賃料が入ってくる大家さんはウホウホ。(2年後は知らんが)

借り上げ住宅の場合、ガスコンロ、カーテン、照明器具は大家さん側で用意することになっているのだが、県からその費用は出るので損はない・・・ていうか準備は我々がやった。
だから、町中のホームセンターはにわかにカーテンや照明器具、コンロが売れまくった。
ホームセンターはウホウホ。
被災者用の割引とかは当然無い。

一方、この不動産屋ときたら・・・
・仲介料は通常の半分。間違って他の不動産屋の部屋に客付けした日には半分の半分
・カーテン、照明器具の準備にホームセンターに通い、部屋に設置し汗だくになってみた
・車を流されたり、高齢の方は足がないので案内のほかに役場まで乗せていったり、バス停のある所まで乗せていったり(田舎なのでバスの便がかなり悪い)
 他の不動産屋さんは、携帯屋まで乗せていったりしたとか

えっと・・不動産屋だけなんか・・・苦労の割には身入りが・・・・


国や、県ももちろん凄い金額を払うわけだが・・・・
増税の前に、高速道路無料化をやめて通常に戻す、子供手当を辞めてみる。国会議員の給料下げてみる、廃止事業をさっさと辞めてみるとか、本当にけずれる所をけずってみたらいいんじゃね?
とつぶやく花子であった。

なんかうまくまとめれないなぁ。文章力がなくて。
事情が複雑だし一概には言えないよね。
気分を害した方ごめんなさい。
posted by 日本花子 at 17:24| Comment(5) | TrackBack(0) | 会社での出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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