2009年10月24日

八郎さん

八郎さんとは、1年のお付き合いになります。

たびたび出てきたダイタイ建設で管理していたアパートの大家さんでした。

ダイタイ建設さんの話   


ダイタイ建設が無くなった時に、なんとかお願い!と言われて管理を引き受けた物件の大家さんなんですが。



一言でいうと、人がいい。良すぎる方です。
こちらも話しやすいですし、
自分は良く分らないからお任せしますというタイプ。
だから、こちらの提案にも「お任せします」といつも言う方。

やりやすいといえばやりやすいけど、
ダレにでもそうなので心配な所も。


お金が欲しい方にとっては、かっこうの餌食となりやすいわけで。


まずは、ダイタイ建設の餌食にかかったのですが、
アパートは8棟、貸家2棟を全てダイタイ建設で建てました。

最後の2棟は、もう土地も無いし、お金もないからと断ったそうですが、『オレが土地を探してきてやるから』と言われ半ば脅されながら借地にアパートを建てたそうです。ガクガクブルブル((;゚Д゚))

昭和の末期に建てたアパートは設備も古くなってきて、なかなか入居者が決まらないお部屋。そこを大々的なリフォーム。
おぉ、ステキだがよくよく見ると微妙なリフォーム。
そこの値段を聞いてびっくり。安い貸家も建てれるんでない?みたいな金額でした。
ま、各業者からでた見積もりに3〜5割も吹っかけて請求する会社でしたから・・・・

それをほいほいと黙って払っていた八郎さん。


さすがに心苦しくなってきたあるスタッフは、社長が何か話しを持ちかけても断ってくださいとアドバイスするくらい吸われていたようです。

お財布事情は、もちろん管理会社には言わないし、奥様にも言わないので八郎さんしか知らない事なのですが、もうかってはいないわよね。



さんざんリフォーム代を払わされた物件のわりに、
見てみると汚い部屋も多く、中途半端な部屋も多い。


我々が引き継いだ後の退去もチラホラ。
結局、入居率は50%まで下がってしまいました。

最近お部屋の賃料の下落が激しいので、このままではぜんぜん競争力がない!

家賃交渉、部分リフォームをしてやっとこさっとこ最近動いてきたんです。

この月末に3部屋埋まることになりました。ほっ。



見栄えがするように、すすけたクロスの張替えぱっと見は良いのですが、

点検で詳しく見ると、
1.網戸が付いていない・・・・・欲しいよねぇ
2.あちらこちらの建具の不具合・・・・ゆがんできているらしい
3.台所の換気扇の始末が危険・・・熱で溶けるべ
4.トイレのコンセントが一つしかなく、換気扇と凍結防止のコンセントが1箇所天井の方に。暖房便座のコンセントは届かないのでぶら〜ん。・・・・・水洗化工事のときにコンセント追加しなかったのかね。
結局換気扇のスイッチを切ると、凍結防止も止まるわけで凍るし、暖房にならない冷たい便座に座らなければならない。
5.掃除が微妙・・・・これはきれいって言わないよなぁ

まほぼ全室がこんな感じで、チマチマチマチマお金が出て行くわけで。
他にもクロス変えたほうが良いお部屋とか、エアコンのない部屋も多いのであった方が良いし、駐車場を今の1.5倍にするには雪止めも設置してもらいたいし・・・・・と要望か限りなくあるんですけどね。
抑えていても老朽化で壊れる物もたびたび発生している状態。

小出しに小出しに、お部屋が決まるたびに相談してます。
断られることはないのだけど、八郎さんにはもう少し儲かって欲しいし。



そんな中、夏の暑い日、八郎さんが男性を連れてきました。
所有物件で一番新しいアパートの屋根と外壁を塗るそうです。

もう?まだいいんじゃない?早くない?

と思いました。

色を聞くと・・・ダイタイ建設得意の色・・・・塗る本人は知らなかったようですが、目に付いて良いと思ったんですかね。

センス悪っと思いましたが、決定事項でしたのでしぶしぶ受けました。



そしてこの秋、
決定事項として、次に新しいアパート2棟の屋根と外壁を塗装するそうです。

え〜〜まだいらんでしょう。
あの色になるの〜〜〜

そのお金、お部屋の内装にかけませんか〜〜〜〜

と思ったものの決定事項。

「私も、まだいらないと断ったんだけどねぇ、押し切られちゃって借金しちゃったよ」

どぅえぇぇぇぇ!
笑いながら言われても。
もう心配で心配で。
どうやらその塗装屋も仕事がないので、人の良いこの人なら仕事くれるだろうと足しげく通ったそうです。

今度はこの人のカモになっちゃったか・・・・

金額は聞いていないけど、結構するもんですよね。
ま、会社によってピンキリですが。

でこの職人、塗っている期間、空いている部屋を休憩所として使うのです。
それもちょっとびっくりだったんだけど、
使用後それ程キレイにしていかないし、
設置したばかりの看板をはずせ、そして壁には設置するなと言われてみたり、
終了後見に行くと塗装の垂れたものが窓についているし(取らせましたけどね)、

好きじゃない!


思わず言っちゃいました。

「八郎さん、次は断ってくださいね。まだ大丈夫ですから。その前にお部屋を一つづつ見て直して行きたい所がたんとあるんですよ。お部屋の中もだし、雪止めだって今まで苦情が八郎さんの所に行かなかっただけで入居者さんは結構不便だったと思いますよ。植栽も伸び放題ですし。地デジの調整もあるし、火災報知機もあるし・・・・・」


「そうかそうか、キレイになる所はどんどんやってください」

とニコニコ言われても、

私は八郎さんのふところが心配でなりませんのよ。
次に誰のカモにされるかと。


心やさしい八郎さん、
早く満室にしてほっとさせてあげたいです。
posted by 日本花子 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろな大家さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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