2007年08月17日

売れなかった人

えぇ、花火ばかりにうつつをぬかしている私ではありません。
言い切れるのか?!・・・・・言い切れません。




この夏、数件の売買不成立がありました。
いずれも、中古物件の売買案件です。


そのうちの1件は、弊社での仲介ではなく、個人同士で売買の話しが進んで、契約書だけうちで作るというものでした。
売主さんは、弊社でも知っています。
今回売りに出すまでは、貸家としてうちで仲介していた物件ですから。

チョト変わった方・・・・高飛車な方でした。
退居時は、綺麗に使用していましたが、難癖つけてなかなか敷金を返そうとはしませんでした。なんとか中間でコトを収めました。
次を募集して欲しいとの話はなかったので、こちらも積極的には話を持っていかず、2年位空き家になっていたでしょうか。

そんな時、空き家になった後も家のメンテナンスを任せられていた、ハウスメーカーさんが買主を見つけてきて、双方合意の上契約するという話になったのでした。


売主さんは、もともとこちらの方ではありませんが、勤め先がこちらにあり、出身地に戻ることは無いだろうとのことで家を建てました。
が数年前の、不況でコチラの勤め先も閉鎖になり、泣く泣く他所へ行きました。
実家でもなく、勤め先でもないこの町へ戻ってくることはありません。
その時は、すぐに借主がいらっしゃったためにそのままお貸ししました。
途中、売ったらいくらになるかとの問合せがきたので査定。
売主さんの希望価格まではとうていいかないお値段。物件は立派なのでそれなりの値段でも良いのですが、築年数の経過もあるし、そんなに高い物件を購入する人はこの辺りではマレ。
新築を建ててもそう変わらない金額です。


で、今回の売買のお話。
やはり、かなり下げたお値段でした。
契約にこぎつけるまでに間に入っていたのが、ここを建てたハウスメーカーさん。
(建てた後も、フォローするのは分るが、建物管理、購入者を見つけるなど、既に仕事の域を超えていると思うのですが、売主さんからすれば、『当然』のお仕事のようにいいつけてくるようです)



そのうちに、直接電話をしたいとの話しになったそうです。
そこで、直接のヤリトリが。



・・・・・・・・・・その数日後、契約は白紙になりました。








どんな会話があったのか分りませんが、
その時の私の想像としては、買主さんが、あともう少し値段を下げて!とお願いし、気分を害して白紙になったのではないかと思ったのです。(結構そのパターン多いので)




白紙撤回の話を聞いた翌日、一組の夫婦が来社。賃貸物件を探しに来ました。

今回の元買主さんでした。

「ご迷惑をおかけしました」と言われましたが、ウチは今回ノータッチに近いので別になんともないですが。

その時、お部屋を紹介しながら経緯を聞くと、

まず、物件の値段を決めたのは売主さん側。
良い建物だったので購入を決意。
しかし、空き家で汚くなっていたので掃除と、数箇所の破損部分を直してもらえるか聞くと、一切しないで現状渡しとのこと。
そんな条件もあるのだろうとそれもすべて承諾しての購入意志表示。

直接話しをしたいと言ったのは、売主さん側。
 自分は、間に入ってもらっていた方が良かったのですが、直接欲しいとのことで電話。

その電話をかけさせた理由が、簡単に言うと、

こっちは売ってあげるんだから感謝の意を述べよ

とのことだったそうです。
それに、買主の情報も根堀派堀聞かれ、だんだん不愉快になっていったとか。
買主さん側は、買ってあげるという気はさらさらない。
売り物件があるよと言われて紹介されたのに、売ってやるってひどくない?しかも、現状のままだし・・・・

そして、カッチーンと来たのが、
特に売るのはアナタじゃなくても良い。売るのを急いでいるわけではないから
との言葉だったそうです。


そんな気分にまでなって欲しい物件でもないので、

契約は無かったことに

と、その後御返事したそうです。


それを聞いた売主さんは、アタフタアタフタ

「そんなつもりで言った訳じゃない。考え直してもらえないか」

と、ハウスメーカーさんに言ってきたそうですが、
買主さんももう熱が冷めてしまって相手にしません。

結局、買主さんは良い土地が見つかったので、新築を建てるそうです。



きっと、本当にそんなつもりはなかったのでしょう。
でも、プライドや、売ってやるという気持ちはあったのではないかなと思います。
優位に立ちたかったのでしょうねぇ。売り急いでいると思われたくなかったとか。


好きで売りに出す人は少ないわけで、家への思い入れもあるでしょう。
でも、売る、買うとなったら、お互い穏便にすすめれるよう便宜をはからなければいけなかったのではないでしょうか。


このハウスメーカーさんも、
この売主から手が離れると思ってホッとしたのでしょうが、また面倒見なければならないようです。(でも、今回の元買主さんのお家は、このハウスメーカーさんで建てることになったそうです)

こちらからは、ハウスメーカーさんに、このまま無料で家を管理していくのは限界です。管理料をいただくか、手を切る方向でお話をした方が良いと伝えました。


ザンネンだったね。
posted by 日本花子 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | いろいろなお客さん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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